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インターネットによるMSMのHIV感染予防に関する行動疫学研究
Men who have Sex with Men(MSM)のインターネット利用層におけるHIV感染予防行動の動向把握とそれに関連する心理・社会的要因を明らかにすること、および経年的モニタリング実現のためのデータを蓄積していくことを目的に、MSM対象のインターネット調査を平成17年度(平成17年)および19年度(2007年)に実施した。平成17年調査では5,731件、2007年調査では6,282件の有効回答を得た。大規模調査を継続することにより、MSMのHIV感染リスク行動について全国規模でモニタリングが可能となり、経年変化を捉えることが可能となった。
平成18年度にはHIV感染予防行動を阻害する要因として心理的要因が有意に関連している点に着目し、介入研究を実施した。セイファーセックスを阻害する不合理な認知を修正することを目的に、認知行動療法の手法を援用して、HIV感染リスク行動の認知・意識・行動変容のための介入プログラムを提供し、その効果評価を実施した。
今後もインターネットによる行動疫学サーベイランスの利点を最大限に活用した上で、モニタリング調査を実施・継続することによって、経年変化を捉える必要がある。同時に、調査から得られた結果をもとに、実態に即したHIV予防啓発・介入を展開していく必要があるだろう。
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